生産体制 - エヌエスアドバンテック

当社は「一貫加工体制」が整っております。 「樹脂材料の着色、樹脂成形、塗装、印刷、組立」に至るまで、それぞれの部門を熟練したエンジニアが受け持っています。

本来、無色透明である樹脂材料(ナチュラルペレット)に染顔料等を加え、粒状の着色樹脂材料に加工しています。 また、添加材を加えることで耐光性を向上させたり、強度を高めたりする効果があります。

樹脂材料に熱と圧力を加え、さまざまな形の製品を成形しています。 ファックスの操作パネルのような大型のものから、メーター内部の機能部品などの小型のものまで、幅広く成形しています。

成形した製品に塗料を吹き付け、塗装することで質感を高めています。 また、キズ防止の為に塗装する場合もあります。

製品表面にハードコート液塗料(透明)を塗装し、つや出し、つや消しを行っています。 さらに、コーティングには製品表面の硬度、耐擦傷性、耐油性を向上させる効果があります。

塗料が印刷されたフィルムに熱を加え、製品に文字等を転写しています。 「曲面でも転写できる」「耐擦傷性、耐油性がよい」などの特徴を持っています。 オートバイ用メーターでは、「ＮＥＵＴＲＡＬ」「ＴＵＲＮ」などの表示に使われています。

当社では、版を使用した「スクリーン印刷」を主体としています。 メーターの文字板は「シート印刷」という加工方法により、まとめて印刷しています。成形品の場合は、平面に近いものであれば「スクリーン印刷」、凹凸のあるものであれば「パッド印刷」、という加工方法を用いて印刷します。

当社の「一貫加工体制」の最終工程が組立です。 各工程で加工された部品を使い、メーター完成品に組み立てています。